(04.8.21更新) |
アジア各国(少なくても、タイ、ラオス、マレーシア、シンガポール、香港、チベット、台湾、中国、韓国、ベトナム、インドネシア(バリ)、ミャンマー、フィリピン)に存在する、主にいんちきな日本語でデザインされたTシャツその他を指す。中国の上海では、99年夏に大流行だったそうでー。)。カンボジアで発見された例は、観光客が着ているというもので、タイなどから流入している可能性があり、販売されているかどうかは要確認です。(あるとは思いますが) 最近では、インドや欧米諸国でも確認され、アメリカでは大流行(?)、オランダ、フランスのパリやリヨン、ドイツ、ロンドン、オーストラリアのサーファーショップにたくさんあるとの情報もあります。 その多くは、日本語の使い方が間違っているか、あっていても意味不明なものであり、とてもほほえましい。またワンピース、ズボン、ボタンシャツ等(パンツや帽子のリボンにも書いてもあるようです。メルマガKOPI Timesより)の衣類等Tシャツ以外にも様々な種類の衣類に進出していることに驚かされます。
照れからか、日本人が着ていることは少ないようです。着衣率は現地人、西洋人の方が圧倒的に多いみたいですね。 |
これらTシャツがいつごろから存在するのかは、はっきりわかりません。 2001-10月現在、最古記録は、スプーさんから「モスクワで、すっごい美少女が、でっかく 「尿素」と書かれたTシャツを着ていました。15年前です。 」 との情報を掲示板にいただいております。 その他、掲示板の情報では、ようじさんから7年前(93年ぐらい?)に「ちょっと待て、男女の間は疑い出したらキリがありません」というTシャツをインドネシア人の友達が着てた、という情報をいただいております。また、同じくタナヘさんからは10年近く前(91年ぐらい?)に台湾に住んでいたときに、「なとのりトトロ」の大量発生を確認したとのことです。「となりのトトロ」の映画は1988年公開ですから、時期的にも丁度あってます。 ZVOLANさんから投稿いただいたネタは、91年のヒンディー映画ですし、昔中国で見たお笑い番組の登場人物はジャージの胸に「します」と縦書きされていたとのこと。(これも91年ごろの情報) ネット上では、98年9月の朝日新聞の記事に紹介されたとあります。また、アメリカの販売サイトは最終更新日が97年の10月で止まってたりもします。ネット上にはそれほど古い情報があるとは思えませんので、実際にはもっと古いでしょう。地球の歩き方とかの古いヤツに出てれば図書館とかで調べられると思うのですが…。 近年の状況(2002年)はといいますと、ずいぶん苦しい状況です。数年前からいくらでも発見できたものが、探さないと見つからなくなりつつあります。とはいえ、新作と思われるモノが確認されておりますので、絶滅することはないと思いますが、入手あるいは撮影する側にとっては厳しい時期のようです。 それでも見ようと思えば確実なのは、タイでしょう。マレーシア、ラオスといった周辺の国に比べても格段に多く発見されつづけています。 |
いかしたTシャツを見ていると、何種類かに分けられることがわかります。以下勝手な分類。 (1)商品ロゴ等の丸写し 一番搾り、電車でGO!、kirinでらうま等デザイン的には完成度が高い。一目見て笑えるものは少ないが、洗剤トップのように背中に成分など書いてあるのはよし。新作「紀文生姜ちくわ」もグー。 ぺこちゃん(2000年春の時点で大流行)は、商品からのパクリですが、キャラクターとして独立した人気を得ているようです。また、あきらかに何種類かの内容が混ざっているものがある (例:ミッフィー、江崎グリコ)。「レディーの参考書 女性セブン」等はなぜか笑える。 (2)雑誌記事 雑誌あるいは、雑誌広告を一面に印刷したもの。 字が多くなるのが特徴で、その分カラフルなことが多い。また、同じデザインでカラーバリエーションが何種類もあることが多いようだ。 スキャニングの際のミスかなにかわからないが、誤植が多いものもある。また、「萬」の文字や「OSAKA TOKYOその1」等、同じデザイン部品を流用する例が多く見られる。 (3)広告などの文句 インパクト強い。数行で訴えているが、なにを訴えているのかわからないことが多い。(例:インディーズ年中無休ブランド、暑さと湿気をぶっとばせ!) (4)一行モノ これもかなりセンスが問われますね。「各カテゴリ」、「正直な」、「他力本願」、「なめんなよ」等ぎりぎりのものも。 (5)元原稿不明 おいおい、どっから取ってきたんだよ〜と思わず悩むもの。これが一番おもしろいと思う。 (例:園の役員は、あねいもうと、22才のとき…、) (6)複合型 (1)にも書いたが、混ざっているものがある。例えば、「ボリショイサーカス/三重テレビ放送」の前ポケットには、「やせた!」とある。 (7)単に勘違いもの コカコーラの逆さま、リーバイス506パンツ等、厳密には日本語以外を使っていますが、いかしたTシャツに含んでいいでしょう。 (8)英語で書いておけばいいのに、日本語にしてみました 「パリ」、「ゲス」、「あねいもうと」等 「Paris」、「GUESS」、「Sisters」とすれば普通でしょ〜 もちろん、これらの分類のうち複数のカテゴリーに属するものが多いようです。「文房具。」などセンスが光るものも。 (9)キャラクターパクリ キティちゃん、ドラえもん、たれぱんだ等もろにパクリ系。日本では捕まるでしょう。また字が裏焼きになったり、絵が微妙に違ったり、完全模写できてないところはとてもグーです。 (10)中国語あるいは書もどき 「ざらめ煎餅」のTシャツは、昨年から生き残っている数少ないデザインの一つですが、その理由として書体が「くずし字」であり一見したところ、「書」のように見えるからではと思われます。同様に、日本酒や焼酎のラベルが増えてきているようですが、同じ理由によるものでしょう。また、中国語もこのくずし字のモノを含めかなり増えてきているようです。 (11)脱力系 あえてこういう分類をしましょう。「セーラームーン」や「タイへようこそ」など、わざと(?)へたくそな字で書いてあるデザイン。シンプルでいいっす。 (12)ヒッコリー系 上記とは分類が異なるかも知れませんが、「今やヒッコリーが主流のワークウェアの定番」に代表される、長文+ズボン系。通常はトレーニングウェアのズボンのサイドに繰り返し記述されます。 現在までに確認されているものでは、ヒッコリーの他、「とがありますので、」「しあわせです。いまとてもキャンディはなかよしになった(ーニソンアと)」、「おしまいジャイアンきこりのいずみスんめがみロボットのびたくん」、「で風をとらえて」、「ケーキ屋さんどうやらナイショで花より甘いものが好き」の6種類です。 「ヒッコリー」はズボンタイプでも、途中で字が消えてるやつ、フォントが異なるヤツ、手書きのさらにコピーしたやつ、またジャンパータイプもあります(これはレアです)。中国では、帽子のリボンに使われた例も。香港で帽子になってました→これ 「とがありますので、」も「ヒッコリー」と人気を二分します。子供用半ズボン、女性用ズボン、Tシャツの裾縛り用と単に紐だけでも使われます。
また、次のような大分類もできます。 (1)天然のもの なんだかわからないけど、日本語をどっかから取ってきてTシャツのデザインにしてみました。CHINESE CHARCTER、JAPANESE CHARACTERかっこいー。というパターンですな。 しかし、店の人はわかっているのか、「これおもしろいでしょ?」と言って売ってた。お前わかってやっているのか? と、前回書いたので、今回は店の人にもいろいろ聞いてみました。書いてある内容分かってる人、いませんでした。 (2)知っててやっているもの 「おはようございます。」、「にほんご。」、「バンコク」等をデザインに使うのは間違いではないので、意味を知っていてやっているのでしょう。しかし、同じ店に「ケロッピー」などと書いてあるTシャツが横に並んでいたりすると、本当にわかっているのかと頭を抱えます。 また、わかっていてやっているつもりが、「バンコクのタイ」のように間違ってしまうことも見逃せません。
※デザインについて 掲示板でタナヘさんから、情報をいただきました。 「キャラクターパクリのロゴがおかしいのは著作権をばっくれる為の確信犯だと聞いたことがあります。 いろいろな説があるらしいのですが、(他のサイトの掲示板では中国人が作ってるという噂もありました)これは、実際につくってるところで聞いてみないとわかりません。そのうち潜入します。 |
これらいかしたTシャツを見るためには、とにかくマーケットや市場を回るしかありません。時々着て歩いている人も見かけますが、着ているものを撮影することはかなり難しいです。(女の子がはいているトレパンをビデオで追っかけることができますか?)声をかけて撮らせてもらうのが一番ですが、不審がられること間違いなしです。 ちなみに、写真撮らせてくださいは、タイ語で「タイ ループ ダイ マイ カップ(女性は語尾が「カー」)」と言います。「タイ ルー」で通用するようですが。 とにかく見たいなら、タイ、バンコクのチャトゥチャックウィークエンドマーケットがおすすめ。しかし名前のとおり土日しか開催してないのが欠点です。 それからマーブンクローンセンターもお勧め、デパートなのに撮影しやすい、街の中心に近いので行きやすいといったメリットがあります。カオサン通りやカオサン通りのすぐ北、旧ニューワールドデパート内や、バンランプーエリア(プラスメン通り、クライ・シ通り、タニ通り)も要チェックですが、全く発見できないこともあるので、確実性は低いと言わざるをえません。 マレーシアではクアラルンプールのチャイナタウン(ナイトマーケット)が宝庫です。だいたい一つ見つければ、その他まとめて見つけることができます。最近は減っているようで、スンガイワンに入っている店でいくつかみることができます。LOT10はないねー 香港については、男人街、女人街などで多く発見されてるようですが、行ったことないので省略。 台湾では、士林夜市などでよく見かけることができたようですが、2002年現在ほとんど絶滅状態です。Tシャツ探す目的なら避けた方がよいかも。 また、表通りの店は売れ線のよく見るものしか扱ってないことが多いので、マニアックなデザインを探すなら、表通りから奥に入ったような店や、平積みではなく下の方に重なっているもの(つまりあまりうれていなさそうなもの)を探すと見つかることがあります。必ずしも大きな店にあるとは限りません。例えば、ワールドトレードセンターにはほとんどなかったりします。 まめに歩いて、片っ端からほじくりましょう。 さらに、経験上古着の中からはほとんど見つけることができません。ウィークエンドマーケット、チェンマイのサンパコーイ市場の古着を片っ端から見たのですが…。効率は悪いっす。 |
デジカメ、あるいはビデオは必須です。両方とも露出調整機能がかなり強く、普通のカメラではフラッシュをたかないと写らないものさえ撮影することができます。 これは、通常大きなデパートでは、撮影禁止であることからコソコソとるために必要なのです。 事実、ワールドトレードセンター内のZENの4階で隠れながら撮影していたらやっぱりばれて店員に怒られました。デジカメはできればズームが付いていた方がよいでしょう(私は最近買い換えました)。通常のカメラはかなり広い範囲を写すので、細かい文字が後から見えないことがあります。あの細かい字を全部読むのも楽しいものですから、ズームがなければ必ず近づいて撮影しましょう。 道沿いの露天や、ウィークエンドマーケットみたいなところの方が撮影はしやすいです。事実、ビデオでがんがん撮影してもなにも言われないところもありました。 それから、一人より複数人間がいた方がよいです。デパート内でも彼女(彼氏)を撮影しているふりをしながら、Tシャツを撮るということができます。 最後に、ビデオやカメラを撮る時に気を付けたいのが、なんでも回しっぱなしはみっともないぞってこと。西洋人もカメラは撮るけど、ビデオは圧倒的に日本人が多い。自分でやってて書くのも何だが、はっきり言ってビデオ撮っているのはかっこいいものではない。後から見るととても楽しいけどね〜。周りに気を使って撮影しましょう(^^) 実はあたりまえですけど、地図も必須です…マーケット巡りをするにもそうですけど、チャトウチャックウィークエンドマーケットは自分がどこにいるか見失うと、とても全部見ることができません。同じところぐるぐる回ってしまいますので。中のインフォメーションでガイドマップをもらいましょう。 普通にバスやスカイトレインで到着した入り口から入ったら、どんどん左に進みましょう。屋根があるコーナーの下にインフォメーションがあり、タダでガイドがもらえます(英語版ですけど、十分使える) 左の写真参考。→ここにマーケットの地図。
(2001/1追加情報)今回TATに行ったところ、ペラペラの一枚の地図しかくれませんでした。在庫がなかったのか、もう配らないのかは不明です。そのうちマーケットの地図もっと細かいヤツ用意しておきます。僕ももらえなくて困ったので。 (2002/5 さらに追加情報)最近新しいガイドができたようです。各店舗ごとに色分けされてる地図がありました。マーケット内に新たな看板として設置されていました。また、宿などにもはってあったのでどこかで入手できるかもしれません。 |
(1)バリエーションが存在するらしい。 Laos2の二つのトップを見て欲しい。同じようなデザインで実はこれだけ差異がある。 a.Aは裏面に成分表示あり、Bは無地。 b.Aが恐らくオリジナル(デザインに違和感がない)、Bは、他の要素が混ざっている。 c.Bは袖に変な文句「まくらんボーが当たる…」がある。ちなみに、この袖に模様が入るというのは、流行かもしれない。 (2)取り込みは、解像度がそれほど高くない? 取り込みはスキャナ+ベクトル化(Adobe streamline等?により)しているらしい。 小さい文字の場合、ビットマップ→ベクトル化の際、ミミズ文字状態になっていることがしばしば見られる。取り込みスキャナの解像度がそれほど高くないか、データ処理のため解像度を下げている可能性がある。 それから、手書きで模写しているものも何種類か確認されてます。手書きのTOP、サマーフロタクション等。インディーズ年中無休ブランドは、インライース年中無休フテソドになってたりします。かなりお気に入り。 しかし、一体どこで作っているんでしょうか? (3)値段はどのくらい?(1B=3円ぐらい) 安いものもあるが、デパートではかなり高いものもある(450B〜?ふざけんな) カオサンあたりだと、190B〜300Bが言い値です。150Bぐらいまでは簡単に下がりますので、あとは自分次第です(あまり値切ってもしょうがないと思ってますが)。 サイアムスクエァ内の店は199Bでほとんど、統一されてます。しかも値引きをほとんどしないです。下がっても190Bでした。やっぱり値下げしなくても売れる+家賃がかかる、といった理由なのでしょうか。 ウィークエンドマーケットでは、市価の半額というのがざらです。一枚100Bぐらいからでしょうか。まとめて買えばさらに安くなりますし、交渉も楽です。 ヒッコリータイプもほぼ同様の値段。200Bはしないです。 (4)最近の流行は |
見ることはできたが、撮影できなかったもの。その他、掲載されてないものであれば、じゃんじゃん送ってください。もちろん掲載されているやつでもさらに写りがいいものがあれば交換しますので。投稿はメールでどうぞ→こちら。 送るときは、解像度高め、サイズ大きめでお願いします。とは言っても一度に受け取れるのは、メールの仕様により0.5Mまでです。それ以上だと電話代かけて送ってもはじき返されます。lha、zip、rar等の圧縮はOK。でも自己解凍形式(exe)はやめてね。消します。怖いから。 釣りバカ日誌、チュッパチャプス作品大発表、のみましょうコカコーラ、 ケーキ屋さんどうやらナイショで花より甘いものが好き、愛があれば恋はいらない、先手必勝・王手飛車取り、だっちゅうの!THAT's YOU KNOW…などがあるらしいです。あ〜また早く行きたい。 |
これかなり聞かれる質問です。これだというのはなかなかないのですが、いくつか手段が。 1.通販で買う。アメリカ系のサイトでは結構扱っているところあります。でもトラブルなく入手できるのかは全くわかりませんし、責任も負えません。日本の通販サイトもありますけど、1800円/1枚ぐらいします。また、このサイトでは積極的に扱ってはいませんが、日本人がデザインした日本語Tシャツならあちこちのサイトでみられますね。「シャア専用」とかそういうの。 yahooオークションなどでも「アジア+Tシャツ」などで検索すれば結構見つかるもんです。 余談ですが、アジアの輸入Tシャツ扱ってるところで信用できないところもあるので、注意。特にウチの名前語ってるところは最低。 2.日本で輸入しているお土産屋などを探す。横浜中華街ではおそらく香港から来ていると思われるものが売ってます。吉祥寺のお店ではヤッサ三原が売ってるという情報がありました。 (2002.7)みやママさんからアメ横で「紀文生姜竹輪」と「トップ」を見かけたとの情報をいただきました。その写真 さらに、しっぽださんからこのお店での購入報告をいただきました。 3.うちのサイトのプレゼントを利用。前回は、02年の6月に配布しました。不定期ですが私が旅行に行けば買ってきて配る予定です。問題は次いつ行けるかーです。今度はもっと大量に買ってきてだらだらと配布するつもりなんですが…。 4.友達、家族、同僚などお土産で買ってきてもらう。これが一番現実的。身近にタイや香港等に行かれる方がいれば、お願いしましょう。1枚あたり単価も安いですから、買ってくる方も安上がりで助かりますね。そんなにデザインにこだわらなければ、普通にお土産を買うお店でいくつか見つかるはずですので、わざわざ探す手間もかからないでしょ。もちろん出発する前にうちのサイトで予習してもらいましょう。 |
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