タイ・ラオス旅行記(第2話)

 二日目(99/4/25)カオサン〜ノーンカイ

日本語勉強中の3人組日本語スキスキ 寝不足のまま朝10:00近くに起き出し、カオサン通り沿いのカフェへ。近くにはカオサン名物偽学生証売りがいる。作ってみたいけど、使わないもんね。ヨーロッパとかでは、これ持っていると公共施設が割引になったりするらしいが。

 カフェで、コーヒーを飲んでいると3人組の女の子に「日本人の方ですか?」「今、時間ありますか?」と声をかけられる。一瞬怪しんだが、どうも話を聞くと日本語の勉強中らしい。宿題だそうな。まず日本語で向こうがいろいろ質問をし、それに対する答えを書き取るということらしい。

 「あなたは、タイにいつ来ましたか」「アユタヤには行きましたか」「タイは好きですか」等々。しかし、中には「タイ人と日本人はどこが違いますか」と言った、大変回答しにくい設問もありました。ちなみにテキストは「日本語スキスキ」というタイトルがついてました。

 前回「I LOVE KIMPOTシャツ」を発見したホアランポーン駅行きの船着き場に行ったが、船は出ていないと言われた。川の工事を結構やっているので、通行しにくくなったのかもしれない。昨日泊まった「サワディーロッジ」の隣で販売している「ジミーマップ」にも、最近はこの路線の船は出ていないと書いてありました。

 この「ジミーマップ」、すげぇ使えました。これは、カオサンを中心にした、バス路線図&乗り換え案内、安くてうまい食堂などが載っている地図で、一年の3分の1をバンコクで過ごすジミー金村さんという方が作った、とても便利なマップなのです。

 

 船がないので、バスを乗り継ぎホアランポーン駅へ到着。早速、ラオスとの国境近くの町「ノーンカイ」までの切符を買おうとするが、予定していた20:30発冷房付き(二等車)のベットはすでにいっぱいで、座る席の切符しかないという。もし、ベットにするなら19:00発の冷房なし車両になるとのこと。どっちがよいか悩んだが、10時間近く座っているのも疲れるので、冷房なしベット、19:00発の便に決めました。前回、のんきにしていたが切符が買えたので、すっかり油断してしまった。

 発車時間までは、まだたっぷり時間がある。荷物を駅に預け、バス29番でウィークエンドマーケットへ。ここは名前のとおり土日しか開いてないらしいが、すごい活気、人、あと広さ。全部見るには体力がいるっすよ。

 Tシャツの写真もいくつかゲットしたけど、そのなかでも「謝るよ。」を撮れたので気分はいいっすね。食べ物、衣類、アクセサリー、食器、骨董など何でも売っているが、ペット類もある。犬、金魚に始まり、うさぎ、ねずみ、蛇、猿等…。見ることはできなかったが「サソリ」とかも売っているらしい。犬もうさぎもみんな暑さでぐったりしてた。

 人間も暑さでぐったりしてきたので、バスでマーブンクローンセンターへ戻る。女の子がはいていたズボンには「ケーキ屋さんどうやらナイショで花より甘いものが好き」の文字が〜。あ〜。でも撮れなかった。女の子のケツをビデオで追っかけるのはちょっと躊躇しました。残念。その後、サイアムスクエアに行ったら、ドラエモン、スーパートップ、パリなどを発見することができました。

 

 まだまだ、時間がある。マッサージでもするか。適当な店に入る。1時間でお願いしたが、気づいたら10分ぐらい過ぎている。向こうは適当にやって延長料金取るつもりなんだろうけど、こっちは電車の時間があるんだってば。また出発30分前だ。毎回同じことをしているなぁ。おかげで、マッサージ屋の中にも日本語シャツ着ていた人がいたのに、撮れなかった。Tシャツではなく、パーカータイプだったので、希少価値があったんだけどな〜。

 駅には発車15分前に到着。この前より余裕があるぞ。 ケンタッキーと水を買って乗り込む。もう発車しそうだったので、後ろの車両から乗り、とりあえず前に向かって歩いた。しかし歩いても歩いても座るタイプの席ばかり。そうやっている間に、列車は動き出してしまった。やばい。電車間違えた、と思ってびびっていたら、ベットがある車両は一番前だけだった。

 ほっとして、夜は9:00ぐらいに寝た。二人とも上のベット。ファンだけなので暑い。でも振動がいい感じなので、すぐぐっすり〜。

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