タイ・ラオス旅行記(第3話) 三日目(99/4/26)ノーンカイ〜ラオス入国〜ビエンチャン 昨日は早く寝たためか朝7:00ごろ目が覚めた。というより暑くて何度も覚めていたのだが。カーテンを開けてみると他の席はベットから座席にすでに直っており、外は明るくなっていた。 とりあえず到着は7:30の予定と聞いていたので、そろそろ用意しないとと思い奥さんを起こす。そしてトイレに行っている間に電車が停まる。しばらくするとみんな荷物をまとめて降りて行く。また終点までは時間はあるけどなぁ、と外を見るとノーンカイと書いてある。すでに到着していたのだ。遅れることはあっても早く到着するなんて〜。 顔を洗う間もなく、周りにせかされるように荷物だけまとめて外へ出る。あせっていたので、帰りのチケット買うの忘れたまま、トゥクトゥクに乗る。外は雨。で国境(友好橋)へ。全然焦る必要はなかったんだけどね〜 |
トゥクトゥクの運転手にビザを持っているか聞かれる。持ってないというと国境近くの手続き代行屋へつれて行かれる。オンアライバルビザを取るから自分で手続きすると言っても通じない。「…ビザ持っているよ。」と嘘つくと、な〜んだ、という感じで納得して解放してくれる。はじめからそういえばよかった。 ノーンカイ駅から国境まではわずか10分程度。歩くにはちょっと距離あるかな。イミグレでパスポートを出すと手続きはすぐ終わる。 ラオス側に渡るためのバスを待っていると8時になり、係員が来て我々に起立するよう促す。なんだかわからないが、立っているとラジオで国家(?)が流れる。みんな静粛に聞いていることを確認し満足そうにうなずく係員。 そのうちマイクロバスがくる。結構きれいなバスだ。みんな乗り口に殺到するが、乗る前にそこにいる係員から切符を買う必要がある。10B/一人。乗り込むと5分ぐらいでラオス側のイミグレへ。降りるとオンアライバルビザの受付がすぐある。申請のための紙をもらい書き込み提出。手数料は30$。そのとき出入国の紙も書く。担当者が一生懸命ノートに写しはんこを押すとビザ出来上がり。出入国の手続きでまた10B。入国料。なんか細々金取られます。その他のビザ情報はGo for ASIA!を見ましょう。 |
これで、ラオスに入国しているはずですが、実感はありません。イミグレを出てビエンチャンの市街地に行くバスはどこか聞くと親切に教えてもらえる。しかし行くと窓口の女性は「NO BUS」とか言うし。なんだかよくわからない。時間ももったいないので、トゥクトゥクに乗る。10B/人。後で聞くとバスは大回りはするが600KIPで出ていたらしい。 ゲストハウスの候補をいくつか決めていたので、そこの近くまで行ってもらうよう伝えるが、トゥクトゥクの兄ちゃんは自分の紹介するゲストハウスしか知らないらしく、なかなか見つからない。最後は逆ギレしてた。しょうがないので、5Bつけてやった。 さっきから気づいていた人いると思いますけど、ビエンチャンではお店にもよると思いますけど、ラオスの通貨のKIP(キップ)、タイのB(バーツ)両方使えます。だから、まだKIPに両替してないのに金困ってないです。でもバーツで払う方が少し損します。 |
泊まるところは、結局HOTEL LAOにしました。もったいないぐらいですね。1泊30$ですから。しかし、冷蔵庫には飲み水(ただ)もついていて、バルコニーもある。シャワーは温水だ。シャワー浴びてのんびりしてメシを食べに出かける。 食事の前にKIPに両替したら札は束になってしまった。しょうがないので札を入れる袋をもらいそこへ入れる。 事前にチェックしてあった噴水の近くの「コプチャイドゥー・フードガーデン」に行った。焼き肉を食べるためだ。昼だったからか、メニューに出ていないのだが、肉を食べたいと伝えるとわかったと頷く店員。ビールと一緒にうまそうな肉と、野菜。これをテーブルにセットした七輪で炭火焼きにする。うますぎ〜。もちろんビールはビアラオっす。ビアラオは喉ごしねっとりなんて表現する人もいるみたいだけど、日本のビールよりよっぽどさっぱりしていて飲みやすいと思う。気候に合っているんでしょう。それで値段は?というと、肉をお代わりしたのに二人で700円ぐらい。安いなあ。 夕日を見ながらのリバークルージングがあるとのことで行ってみるが、船頭がいないとかで乗れなかった。川沿いにはたくさん店が出ており、そのうちの一軒に入る。ビールと春巻き。この春巻きもパリパリですごくうまかった。 そこから帰る途中でアイスとコーヒー(ラオ風でコンデンスミルクが入っている)、肉まん、ワンタン麺、フルーツシェイク、パン。なんか食べ過ぎじゃないか。でもみんなうまいんだよ〜。明日はヴァンビエン。 |