タイ・ラオス旅行記(第5話)

 五日目(99/4/28)ヤオ族の村(Mr.KEOツアー)その1(ヴァンビエン)

 朝起きて天候をチェック。これなら晴れそうだ。8:00にcafeに行き、ガイドのMr.KEOに返事をする。出発は11:00だ。荷物をとりあえず預けて村の中を散歩した。村の裏通りはほとんど店もなく、住居だけなのだが、うろうろ歩いてみるとよさそうなゲストハウスやcafeを発見。今、ゲストハウスの建設ラッシュらしい。今でこそ宿泊賃も安いが、数年前よりかなり値上げされているとのことなので、今後さらに高くなるのでしょう。

 出発時間が迫りcafeに戻ると、申し込んでいるはずのもう一組の2人が来ない。KEOと車に乗って探す。まぁ顔を知っているのはKEOだけなのでついていっただけなのだが。…見つからない。というわけで我々二人の貸し切りツアーになった。

 

歌うMr.KEO まずジャンボ(トゥクトゥクのトラック版)に乗り40分ぐらいかけて山道の入り口まで。そこからは徒歩だ。我々とKEOだけということで、ちょっと緊張したが、KEOはのんきなので平気。

 ラオスの歌を披露してくれる。ラオス国家、恋の歌、民謡など。歌が好きらしい。短めの歌を教えてもらって覚えようと思ったが、意志が伝わらなかったらしく延々続く長い歌を教えてくれた。っつーか覚えられねーって。

 そこからヤオ村までは徒歩1時間強の道のり。意外に近い。体力がない女性でも楽勝?道中では道ばたに生えている薬草を教えてくれたり、森に住んでいる動物の話をしてくれた。虎がいるとか、毒蛇の種類で緑色のやつはヤバイとか。チェーンソーみたいな音で鳴く蝉もいた。すごいね。

泊めてもらった家 そろそろ村が見えてくる。村の手前ではレモン(といってもかなり小さく「ゆず」ぐらいの大きさ)を栽培していた。とりあえず現金収入になるとのことで政府が栽培するよう勧めているらしい。

 村につくと豚、ウシ、ニワトリ、子供がいっぱいいた。豚がすごくかわいい。地面が泥なので子豚をひきつれ、鼻で泥をぶひぶひほじくっている。しばらく見ていたけど飽きないね。子供もカメラ向けると走って逃げまくるし。しばらくからかったりしていた。

 泊めてもらうのは、村の入り口にある一軒家。途中でもらったレモンと砂糖、お湯でレモネード。おいしい。沸かしてある湯を使うので安心(たぶん)だ。

 昼飯を食べてKEOは昼寝。オレらより体力なくないか?その後村の中を見て回る。鍛冶屋のオヤジが農耕用の鎌作りながら大麻吸っていた。regalなのかな?。その後川で水浴びというかシャワーの代わり。冷たくて気持ちいい。

 

なにかしていると集まってきて覗く子供 夕飯後、奥さんは絵を描いて子供に見せ、ラオ語でなんというのか聞いたりしている。子供も大喜びだ。

 俺もちょっと顔を使った小ネタをやったら受けた。何をやったかは内緒。ラオ語の本はなくてもタイ語の本は持って行くとかなりいいと思う。

 夜、寝るときは、同じところに宿のオヤジとガイドと4人並んで寝る。おかしい。でも全然気にならない。疲れていたのでぐっすり。

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