タイ・ラオス旅行記(第6話) 六日目(99/4/29)ヤオ族の村(Mr.KEOツアー)その2(ヴァンビエン) 今日のコースは、ラオ族とラオカン族の村と洞窟を回るとのこと。朝8:00に出発という話しだったがKEOは9:00までぐっすり。さては昨日だいぶ飲んだな。後から考えると昨夜若い衆が集まって来ており、俺も誘われていたようなんだがよくわからなくて行かなかったのだ。ちょっと残念。次は行くぞ〜。 昨日は降っていた雨もあがり、いい天気だ。道路はぬかってはいるが歩きにくいわけでもない。
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ラオ族の村までは1時間弱。ここでは落花生を作っていた。これも現金収入のためでしょう。かなり整然とした畑でした。KEOは手頃なやつを勝手に引き抜き、川で洗ってこちらに差し出す。しぶ〜。ゆでて食べるとおいしいなんて言っているけど、ゆでなきゃ食べられないんじゃないか。なんて思っていたら奥さんは「あら、意外においしいわ」なんて平気で食べている。大丈夫なのか? ラオ族の家は高床式で、昨日泊まったヤオ族は平屋の家が特徴だそうな。家の壁は竹で編んであるようだ。ちなみにヤオ族の家の床は泥だったのだが、虫もおらず全く快適だったな。 ラオカン族は精米していた。あとは特に見る物無し。 |
「上の洞窟」と「下の洞窟」と呼ばれる二つの洞窟をみた。ここもなかなかでしたな。 洞窟は出入り口の他に何カ所か外につながっているところがあり、景色が見える。位置的にはかなり高いところのようだ。先ほど回ってきたラオ族の村も見える。そのまま眺めていると、洞窟の中から怪しい歌声が…。またKEOが歌っているのだった。好きだなぁ。 帰ってきてから奥さんは水浴びして、子供らと遊ぶ。やけどの治療も。といっても持っていっていた軟膏を塗ってあげただけなんだけど。この村には学校はもちろん、病院もない。定期的に政府の派遣の医者が来るらしいが、半年に1回ぐらいとか? |
15:30ごろ出発。行きと同じくのんびり歩いて、17時ごろには車道沿いまで到着。トゥクトゥクは相乗りなので、現地の人も乗っている。 町までの途中で降りる人がいるので、俺は自転車おろすの手伝ったり、奥さんはキャベツ降ろすの手伝ったりした。 そんなことをしていると一緒に乗っていたばぁちゃん二人組が、話しかけてくる。何を言っているかはわからないが、赤い木の実(酸っぱい)がたくさんなった枝をもらい、「すっぱ〜」とかやっているとばぁちゃんも笑う。しばらく乗っていると「じゃぁ、私のうちここだから」(と言ったかどうかわからんけど、そう言っているように思った)と言って降りていくばぁちゃん。あぁ、こういうときにお話ができたらなぁ。ラオ語はとにかくタイ語は勉強しよう〜!とその時は思うんだよな。すぐ忘れるけど。 KEOと別れ、新たなゲストハウスへ「BOUNTANG GUESTHOUSE」というところへ。まだできたばかりか、宿の人も接客に慣れていないようだが安い。それにホットシャワーだった。夕食はそこの近くで食べるが、国道沿いだからかちょっと高かった。 明日はルアンパバンに行くため、情報交換できるかなと日本人探しに中心街へ。結構いた。ギターを弾きながら歌っている人もいた。食堂でいろいろ話しをしたが、みんななかなか強者だなぁ。1:00ぐらいまで立ち話をしてから宿に戻った。ここで話した何人かはルアンパバンでも再会しました。 |