マレー半島旅行記(第13話) 七日目(12月28日)イポー(その4)Tシャツ発見その2 町に戻り、散策する。しぶい町並みだ。キンタ川を渡りまだ見ていなかった新市街地の方へ。 イポーは以前スズで栄えた街で、川を挟んで、駅(ホテル)のある旧市街地、デパートなどがある新市街地に分かれている。それほど大きな街ではないので、歩きで十分回れる広さ。 街をぶらぶら歩き、行く前から気になっていた「キンタマーケット」に行ってみるが、看板がなくて残念。せっかく写真撮ろうと思ってたのに(なにを撮ろうと思っていたのか)。映画館がなぜか、何軒もあるので、見ようかとも思っていたが、時間も遅くやめた。インド映画とかもやっていたようだ。 そのかわりデパートめぐり。そこでいかしたTシャツとの初めての出会い。 どこでどうなるかわからんな。 まず、最初に発見したのは奥さんでした。場所はオーシャンデパートの上の方の階だった気がします。Tシャツが展示用のコンテナに広げておいてあるのだが、どれもおかしな日本語が書いてある。早速ビデオとデジカメだ。撮影禁止のはずだったが、フラッシュをたかなかったせいか、なにも言われず、すべての作品を撮影することができた。どれか買おうということになり、「22のときつき合っていた女と…」ってやつを妹に買いました。 |
さて、Tシャツにもあえたし、腹が減った。しかし、食事をとるところが意外に少ない。ファーストフードは結構あるのだが。やっと探し当てたのは、キンタマーケットの近くの中華料理(KEDAI KOPI WENG SENGと看板にあった)。適当に探したにもかかわらず、とても満足できた。ずーっと食べたかった「肉骨茶(バクテー)」という、肉とかキノコとか豆とかを煮たヤツを食べた。他にもチャーハンとか麺を食べたがどれも絶品だった。 実は、英語がほとんど通じなくて、注文するのに奥さんが、これとこれとれ〜って指差して頼んだわけ。そしたら、店の人が「お前らは日本人か?日本語話せるヤツがいるからちょっと呼んでくる」と言ってどこかへ消える。しばらくすると1人の若い男登場〜。怪しいな〜。 なんか新宿で働いていたとかで、とても流暢(逆説的表現)な日本語を駆使して話していた。オレらの英語も、外人からするとこういう感じかなーと思うと少し悲しくなった。そいつは少し話すとすぐどこかへ消えてしまった。 食事を終え、そんなヤツのことはすっかり忘れかけていた頃、再び登場。いろいろ話かけてくる。「今日はこれからどうするのか、ホテルはちゃんと決まっているのか等々」そして「お金は心配しないでいいから遊びに行こう」だと〜。来たね〜。お金は心配しないけど、命その他が思いっきり心配だよ。行くかよそんなの。丁重にお断りしました。 |
辺りはすっかり暗くなり、帰ろうとすると道沿いの電線にツバメがビッシリついている。右の写真の密度で電線がある限り、ずーっと。ほんとうにずーっと続いている。もちろん、電線の下に停まっている車にも、糞ぼたぼた。糞が落ちる音がボトボト聞こえると言えばそのすごさはわかってもらえるだろうか。 デパート系は結構遅くまでやっているらしい。キンタマーケットの隣のデパートは9時までやっていた。奥さんがTシャツ(普通のヤツ)を買うと言っていろいろ選んでいる。その間またもや新たなデザインのいかしたTシャツ発見。1人で興奮してこそこそ写真を撮る。 ホテルに帰って、奥さんは日本に絵はがきを書いている。オレは誰の住所も持ってこなかったので、誰にも書けない。つづく。 |
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