マレー半島旅行記（第１５話）

八日目（１２月２９日）クアラルンプール　その１

ＫＬに到着〜。電車の中から高層ビルがたくさんあるのが見えるので、かなり大きい町だということがわかる。これは、いままで回ってきたマレーシアとはちょっと違うぞと思う。

　先に書いてしまうが今回の旅で、来てよかった場所ベストを争うところだった＞ＫＬ。ここだけでもまた来たいっす。

　さて、駅をでて早速ホテルへ。チャイナタウンという、夜になると屋台がたくさんでる通りの真ん中にある宿に目を付けておいた。名前は「チャイナタウンイン」。思った通りすげえいい場所。便利。最高。部屋も清潔だし申し分なし。飲料水のサービスもある。たぶん次にＫＬ行くことになっても、ここ泊まるでしょう。

さて、見て回るところは多いのだが、おもしろいという評判なので、少し休んでから国立博物館へ。 　

　ちょうど、こんな感じの構造になっており、マレーシアの歴史が左から右に向かって絵で表されている。展示品は、分野が広く、楽器から、民族衣装、武器、焼き物、剥製、昆虫標本などなど。

　そして、奥さんに似ている写真もあった。自分で見つけて大笑いしていた。何世紀かは忘れたけど、当時の結婚式の衣装の例として展示されていた写真。特に王とか貴族とかそういうのではないらしい。

　別料金で、「世界の不倫特集」なんてのをやっていたが、よくわからなかったし、つまんなかった。

　さて、博物館からはそれほど遠くないので、歩いて街までもどってきた。

　イスラムの近代的なモスクを見る。中には入れなかったので、よくわからん。施設はおそろしく広く、世界の各都市の時間表示なんかもある。イスラムは決まった時間にお祈りしたりするから、必要なんでしょかね？

　さて、いいかげん歩いたので腹が減った。セントラルマーケットへ。Ｔシャツやおみやげなどいろいろ売っている。いかしたＴシャツはほとんどなかった。「千秋のゴージャス手作りＢＯＯＫ」ぐらいだったな。

　そこでビールと鳥釜飯とそばを食べた。鳥釜は鳥の石焼きビビンバみたいな感じ。ソバはチキンラーメンみたい。両方ともうまい。で、安い。ＫＬに来るとさすがに日本人をちらほら見るようになる。新婚旅行かな？

　だんだん暗くなり、チャイナタウンへ戻る。尋常ではない活気で楽しい。ひととおりぶらぶらしたあと、道を挟んだ向こうのS&Wスーパーを見に行く。ここには、「ミッフィー」「ヒッコリーが定番」等があり、いくつか写真をゲット。うれしいな。

　チャイナタウンに戻ってくるとちょうど、ナイトマーケットの時間。ここは毎日２１時から２３時までの時間限定だが、様々な屋台が出るのだ。すごいパワー。でも、２３時頃にはぱったり店じまいするからおもしろいです。

　売っているものは、結構多彩です。違法性が強いものが多いっすね。偽ブランド時計、ダビングビデオ、コピーテープ＆コピーＣＤ。そして、ＷＡ○ＥＺ　ＣＤ（違法コピーのパソコンソフト）ももちろんあります。つめあわせで１５Ｒ（リンギット：４５０円）からありました。いろいろ見ていると、１２Ｒで売っていたりするので１０Ｒ（３００円）までは確実に下がるでしょう。英語バージョンしかなかったです。中身入っているかはわかりませんけど。もちろん、これらは違法なものなので、みなさん買うのはやめましょう（お約束）。

　しかし、こういうのは堂々と売っているくせにエロ関係は、こそこそ売ってるんだよな。Ｈな内容のＣＤ−ＲＯＭも扱っているようなんだけど、これは、店頭には出さず、男性が通ると声をかけ、ちらっと見せる。取り締まりが厳しいのかもしれないです。

　そして、本題。いかしたＴシャツもいっぱいありました。人が多いので、売りものだけでなく、着ているやつを結構見ました。写真を撮れなかったけど、「釣りバカ日誌」のロゴが入っているやつとか、雑誌のタイトルコピーしたやつとか。楽しい〜。

　食べ物ももちろん売っている。さっきのスーパーでビールとパイナップルを買ったので一回ホテルに戻ってそれらを食す。う、パイナップル固くてまずい。思いっきり気持ちが消化不良になったので、さらに刺激を求めて出直す。

　ビールを飲もうと、中華料理の屋台に行ってサテ（焼き鳥）とカントンフライ麺（量多かった）を頼む。サテがすごくおいしい。これだけでもよかったな。外で気温もちょうどよいのでビールもおいしいぞ。他の屋台も結構出ている。海鮮、中華、しゃぶしゃぶなんてのもある。ギターを弾いて歌っているのもいるぞ。そうこうしている間に、閉店の２３時が近づく。今日は充実した。楽しかった。つづく。

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