マレー半島旅行記(第16話)

九日目(12月30日)クアラルンプール(その2)

 朝、宿を出たのは10:30ぐらい。やはり連泊はのんびりしてしまうね。

 LOT10(ろっとてん)というマーケットにラットという漫画家の本を買いに行く。ラットは、マレーシアを代表する(らしい)イポー(旅行記10〜13を見よ)出身の漫画家である。

 「タウンボーイ」というタイトルのやつを買った。一見下手くそに見える絵は、よく見てもへたくそで味がある。でも、奥さんもオレも結構好きなのだ。

  そのLOT10の中には伊勢丹があり、紀伊国屋も入っているのだが、そこでは日本の番組を撮ったビデオを貸し出していた。やはりこちらは著作権は関係ないのか?

 その他にも、日本と英語の雑誌の古本(ぼろぼろ)が1R(30円)で売っている。古い少年マガジンとかゲーム雑誌の付録の功略本だけとか。商品になるということは、よっぽど日本語に飢えている人がいるのか? しかし、紀伊国屋ではきれいな日本の本いくらでも扱っているのですけどね〜。

多少誇張されています

 

 そこからツインタワーへ歩いていく。ツインタワーは、KCLLともいうらしいが、オレらが行った時点では、世界で一番高いビルだった(今もそうなのかな?)。聞くところによると、てっぺんの避雷針を何十mかのばして、他の国のタワーに勝ったらしい。無理矢理だな。そのうちまた他の国に抜かれるらしいが。

 しかし、高さはやはり大したもんだ。帰ってきてから都庁行ったけど、ツインタワーの半分ぐらいしかなかった。写真を載せておくからその高さを満喫してほしい。

 途中昼飯食べに中華料理(点心)へ。書きたくもないがくそまず。ゲロ吐きそうになった。値段高いし殺すぞ(怒)。だから中華のランチは嫌いなんだ。

 ツインタワーは雑誌には8R(リンギット)と書いてあったが、上には行けないと言われた。そうなると、なにが8Rなんだろう?それとも、聞き方が悪かったのかな?説明では上はオフィスになっているから上れないという言い方だった。オレらだけか?

 

ABC タワーの中では、口直しにかき氷と「スターフルーツ」を食べた。かき氷はアイスカチャン(カチャンは豆という意味)ともいうらしいが、商品名は「ABC」。

 味はといえば、コーンがかかっているし、中にはとても自然界には存在しない色の素材(海藻が原料)がたっぷりで、特殊な味だ。ちょっぴり塩気も効いているし。でも、結構おいしい。オレ好き。

 その後、チョウキットといういかがわしい町に行くのですが、次へ。つづく。

第15話 / 第17話 / 旅行記メニュー

21th1 2 3 4 5 6 7 8 9
Thai1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

投稿1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

バリ台湾1 2 3 4 5