マレー半島旅行記(第17話)

九日目(12月30日)クアラルンプール(その3)

魚屋総菜屋 さて、日本にいるときから気になっていた街、チョウキットへ。

 チョウキットは、日本で言うと新宿みたいなもんなのか?インドネシア人街だそうで、活気はあるし、人もいっぱいいるし、でかいスーパーみたいなのもある、ちゃんとした街なんだけど、あやしいピンク街もあるらしい。ピンク街に興味があったわけではないです。行ったの昼間だし。

 早速、市場の中を歩いてみる。肉、野菜、果物、魚、衣類なんでも売っている。売り子はそれぞれ商品の名前(かどうか知りません)を絶叫している。日本の魚屋のおっさんみたいなしゃがれ声のオヤジとかもいて楽しい。

 

とうがらし屋賭に使うテーブルと道具 ぶらぶらみていると、道の途中で賭けをやっていた。胴元が三つの入れ物のうちどれかに小さい玉を入れ、すばやくそれを動かす。賭けている連中は、玉が入っていると思うところに現金を置いていくというやりかただ。

 ちょっと見ていたが、あれはわからんね。レートは10〜20R/一回/1人程度なんだが、結構熱くなっている人いる。当たる→儲かる→また、当たる。→自信がついてくる。→さらにあたりが続く→賭ける額が増える→胴元が技を使う→はずす。すごいよな〜。絶妙。

 これら屋台がある場所は、もちろん屋台禁止区域なんだが、その禁止区域の看板の下に堂々と設置してある。そういう、ごちゃまぜの雰囲気があるんだけど、近年すごい勢いで区画整理が行われているみたい。あるはずの区画が丸ごとなくなっていたりとかしたし。

 途中で大雨が降り出した。すごい雨。適当に設置してある屋台だから、防水っていうか雨対策がむちゃ甘くて、商品濡れちゃっている屋台も結構あった。

 

絶妙♪鳥の唐揚げ金蓮記 雨宿りしながら少しづつ移動し、バスでそごうへ。そごうもあるんだね。結構人気スポットみたいです。でも、さすがマレーのそごう、いきなり停電になったりしました。

 その後、さらに雨の中をインド人街へ。奥さんはパンジャビスーツという民族衣装(?)を買った。先日、友達の結婚式に出たんだけど、その服を着て行ったのさ。

 時間ももう遅いので宿近くに帰ってきて肉骨茶(バクティー)が有名な「金蓮記」という店に行った。残念ながら肉骨茶は品切れだったんですが、鳥の唐揚げが絶品。めちゃうま。こんなうまい唐揚げは初めてと言っても過言ではない。あの美味しんぼに出てくる連中の気持ちがわかった。

 さーて、明日はマラッカだ。

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