マレー半島旅行記(第2話)

二日目(12月23日) バンコク〜マレー鉄道(トラン行き)その1

バーンランプー運河を走る船I LOVE KIMPO さて、2日目の朝。ロイヤルゲストハウスを出発した我々は、今日の夕方出発のマレー鉄道の切符を購入しに駅へ向かう。寝台車は指定席であり、年末ということもあり、ちょっとは早めに買っておこうという魂胆である。話では、土日祭日前は席が売り切れるので早めに前日には購入したほうがいいとか、日本で予約したほうがいいということらしいが、のんきな我々は、とりあえず駅に向かうのだ。

 バンコク市内の主な移動は、バス、タクシー。しかし、朝は混雑するとのことで、川を走るボートで駅へ。これなら混雑なしだね。 結構派手に波を立てて走るので気持ちいい。値段も安いので、とってもおすすめ。 で、同乗した韓国(?)の女の子。Tシャツの胸には「I LOVE(ハートマーク)KIMPO」の文字。KIMPOってなんだよ?サムハンキンポ(燃えよデブゴン)か?どうでもいいけど変だぞ。オレは好きだけど〜

 

ホアランポーン駅これはローカル線15分ほどで無事、目的のホアランポーン駅へ。マレー鉄道1900kmの始発駅だ。

 駅では、若い兄ちゃんが声をかけてくる。また勧誘か〜と無視していると、さらに別のもう一人が声をかけてくる。 男「どこに行くんだ?」、我々「トランだよ」、男「切符持ってるか?」、我々「持ってない」、男は時刻表を取り出し、「トランまで二人でエアコン付きならこの値段だよ」。と話している間に発車時刻、値段、電車の等級などのメモを作ってくれ、それを駅のカウンターへ。ちゃんと切符買えました。チップもなんもなし。おお、駅の職員だったのか。すると、さっきの若い人もそうか。親切だなぁ。営業してんのかな〜?

  バンコクは、直前まで行われていたアジア国体のせいか、あちこち整備していて、この駅も全面改装したみたい。本に載っているものと駅構内のカウンターとかの位置関係が全く違う。

 

食堂(おいしかった〜) その後朝食を食べに、バスに乗ってなんでもそろうというマーブンクローンセンター(デパート)へ。朝食を食べにだ。上の食堂には店がいっぱい並んでいてチケット制。チケットがあまったらまた換金できる。鶏肉の乗ったソバとか食べて、二人で300円ぐらいだったかな?

有馬温泉 メシを食ったら散歩だ。シーロム通りまでバスで。しかし、混んでいたからか料金を取りにこない。二人とも結局ただ乗りしてしまった。

 その後、タイ式マッサージを受けに行く。有名な「ARIMA ONSEN(有馬温泉)」へ。 1時間半のマッサージ。なんか日本人が多くて、カーテンの向こうからは日本語ばかりが聞こえていた。 とても気持ちがよかったので、おれは何度か寝ちゃったわけ。するといびきをかくでしょ。「んごっ」とか時々言うもんだから、マッサージ嬢…いやもとい、マッサージおねぇさんは一瞬きょとんとしたあと、くすくす笑っていたそうだ。あ、オレは全然気づいてなかったので、あとで奥さんから聞いたんだけどね。

 

トムヤンクン 歩くと腹が減るのは自然の摂理。シーロムヴィレッジというショップ街で飯。ビール飲んだり、トムヤンクンとかバナナの揚げたやつとかおいしかったので、のんきに食べていたら、電車発車時刻まであと30分に。

 トゥクトゥクここから、駅まではたっぷり2km。当然歩いていたら間に合わない。車でもやばい距離だ。 しょうがないので、トゥクトゥクに乗る。こっちは急いでいるのにとんでもない値段をふっかけてきやがる。数台交渉したのち、やっと乗ったのだ。 トゥクトゥクは、バイクの後ろに荷台を付けたような構造をしていて、アジアではよくある乗り物だ。 急いでくれとは特に言わなかったのだが、クラクションを鳴らしながら車線変更しまくり。とばすとばす。そう、トゥクトゥクはいつも急いでいるのだ。 さて、駅直前で、残り時間5分。預けてある荷物も受け取らないとならない。 はたして二人は、間に合うのか? 続く。

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